昨年からスタートした知床海獣ツアー、今年も始まっています。
今日は絶好のコンディションの中、試乗会に参加してきました。
50~60頭の群れ2つに遭遇、計100頭以上のトドを観察できました。
間近で見るトドは迫力満点、唸り声は恐怖を覚えるほどです。
厳冬期の早朝ツアーなので、とても寒いです!防寒対策は万全にしてお越しください。
今日は奇跡的に暖かくて最高のツアー日和でした。
トドは流氷が来る2月中旬まで羅臼の沿岸部に留まっています。
ツアーのお問い合わせやお申し込みは羅臼観光協会まで。
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12/22はリピーター様をお迎えしての1日ガイド。
今時期の羅臼を満喫していただきました。
まずはトド観察
10~15頭の群れを確認。
トドはこれから2月上旬までが見頃です。
同じ場所で振り返ると
オオワシ
まだ数は少ないですが、オジロワシ共々冬の羅臼では当たり前に見られます。
二月には数百羽のワシたちが羅臼に訪れます。
その後は河川でサケの遡上見学
シロザケの遡上は秋で終わりではなく、年明けまで見ることができます。
ホッチャレ(産卵して力尽きたもの)
この川では数尾ですが、まだ遡上しているシロザケが観察できました。
そして相泊からは海岸スノーシューハイキング
風が強く波は荒かったが、天気に恵まれました。
雪も締まって歩きやすかったです。
眺めの良い場所でデイキャンプ
暖かい食事で一息ついてから戻りました。
荒波の音が凄まじいこの場所も流氷が接岸すると
物音一つしない静寂の海に変わります(写真は昨年2月)
今時期の羅臼は観光シーズンではありませんが、天気良ければ楽しいですよ。
年末年始も休まずご依頼受け付けております!
知床羅臼冬の1日プログラム
知床のスノーシュートレッキング
雪を求めて、十勝連峰へスキー遠征です。
4年ぶりの三段山。
着いた日は雪が少なかったが、夜にドカ雪が降り30cm以上積もる。
久々の冬山に深雪ラッセルはキツい。
二段目に上がると吹雪模様。
迷わないようルート旗を立てながら登るが、1500m付近で下山開始
あまりの深さにスピードは出ないが、知床ではけっして味わえない新雪に感動。
今回は悪天候でピークは行けませんでしたが、白銀荘をベースに2日間で4本滑ってパウダー堪能しました。
今回は大雪山倶楽部の愛澤さん、東倉さんにすっかりお世話になりました。
技術、知識とも一級品のベテランガイドです。大雪山系のガイド依頼はおまかせください。
おまけ
反省会にて。
「ジョニ金」や「山崎の原酒」で反省しすぎました
今回の旅で五島に渡る目的は、18年ぶりの旧友に逢うため。
彼は海水から天然の塩を製造して生計を立て、自給自足を高いレベルで実践している。
くらしの学校「えん」
それは五島列島の中通島(新上五島町)の中心から車で20分ほど離れた小さな集落にある
ここは彼が来るまで廃村だった。
彼が単身移住して森を切り開き、塩の製造で成功したことがきっかけで集落は復活したそうだ。
環境教育として、子供たちとともに自給自足生活を営むキャンプを実施している。
今回は海水から塩を作る工程を見学させていただいた。
24時間、ほぼ一年中休みなしで火をたき続けるとのこと。
海水から作った天然塩。甘みがあって市販のものとは味が全然違う。
奥さんの千鶴さん(千鶴さんのブログ)
地鶏と烏骨鶏の産みたて卵は激ウマ。
息子の大志君は秘密基地に案内してくれた。
滞在中の天候は最悪で、強風、大雨、さらには雹や霰までも。
「北海道から寒波を連れてきたな~」
といわれ、まったくそのとおりでございます、というしかない。
最終日は嵐の中、外で石釜ピザパーティー
これがまた美味かった。
18年ぶりの酒を酌み交わしながら、彼が今までの道のりを語ってくれた。
「田舎暮らし」とか「エコライフ」とか、そんな生易しいものではない、本物の生き方に圧倒された。
これまで、何度もテレビやマスコミの取材を受けてきたとのこと。
しかも、今回は県立長崎大学の授業で講演を頼まれているらしい。
というわけで、僕も一緒に島を出て大学の講演を聞きに行くことに。(大学の許可は得ています)
学生に混じって彼の生き様や自然に対する考えを受講してきた。
その後は大学教授を交えて3人で飲んだ。
僕の北海道での暮らしにも興味を持ってくれたらしい。
久しぶりの一人旅、後半は旧友と呑んでばかりだった。
皆いろいろな生き方をしていて、たくさんの刺激を受けて帰ってきました。
ともあれ、僕はここで生きていきます。