羅臼には猫山(H553)という山があり、名の通り海側から見ると猫に見えます。
これは通称ではなく、国土地理院の地形図にも名前が載っています。
今日は猫山に登ってきました。登山道などないヤブ山ですが、小沢を詰めて笹藪をこぎます。
今日最大、2mの大滝
山頂直下の岩壁。これは巻いていきます
ラサウヌプリとラサウの牙が見える
2時間ほどで山頂到達。笹藪と樹木であまり展望は開けてませんが、ポカポカ日和でのんびりする。
今日は来月で退職する環境省職員K君の送別山行でした。
3年半のレンジャー業務お疲れ様です!
新天地でのご活躍祈ってます。
今夜は反省会を兼ねた送別会です。たくさん反省してきます!
おまけ
この滝を20mの大滝に見せようと写真撮っているSさん
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環境省主催の登山道整備技術講習会に参加してきました。
参加者は環境省や林野庁のレンジャーや地元ガイド含め20人ほど。
羅臼岳登山道で石組みの工法をレクチャーしていただきました。
僕も年に数回は羅臼岳の登山道整備をしていますが、専門的な知識を教えていただいたのは初めてで大変勉強になりました。
この工法は、大雨などによる登山道の侵食を防ぐこと、人工物を使わず見た目を自然に、そして歩きやすくすることを目的としています。
これは知識はもちろん、様々な形や大きさの石を組んでいくセンスが問われます。
そして、おそろしく手間と時間がかかること!
講師の方は経験豊富な現場の方で、まさに職人技でした。
今日の講師の一言
「いかにも石組んで整備しました、と見えるのはまだまだ。整備していることすらわからないくらい自然に石が組まれて水の流れがコントロールできているのが本物です」
今日も天気が良い。先日に引き続き、知床湖沼巡りの1日。
アプローチの沢は大滝こそないが、両岸が迫っており通過に手間取る箇所が多かった。
このような函が随所に現れる。水は冷たくこの時期に泳ぐ気はせず緊張したへつりで何とか通過。
支流のまた支流を遡り、源頭まで詰めると最後に5mの岩壁が現れる。
手がかりもなくヤブを高巻いた。
目的の沼は山の上に二つ並んである。最後は猛烈なネマガリダケのブッシュ漕ぎでようやく見つけた。
一つ目
二つ目
標高700m、紅葉はすでに終わっていた。
こんな山奥の沼に来る人もたまにいるのだろう、空き瓶とペットボトルが落ちていた。
風が冷たく、ろくに休憩もとらずに下山開始。
緊張した下降が続き、登りと同じ時間かかってしまった。
冷たすぎて、足の感覚がなくなっていた。そろそろ沢登りも終わりにしようかな。