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今日は熊越えの滝へスノーシュートレッキング。
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積雪期は滝のすぐそばまで近寄れます。
間近で見る熊越えの滝は中々の迫力。
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尻滑りは童心に帰れます
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激しく雪が降ってきてますます雪にまみれに。
帰るころには全身真っ白になりました。
下山後は熊の湯で見も心もポカポカに。
半日でも楽しめるこのコース、随時受付中です。
知床のスノーシュートレッキング

2日続いた吹雪も収まり、3連休中日の1/9は朝から晴天です。
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標津町古多糠から見た標津山地。真ん中の尖った山は尖峰。
根北峠から、常連のお客様とルベス岳へスノーシュー登山。
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だんだんと斜里岳に雲がかかり始め
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山頂に着くころには軽い吹雪になりました。
標高659m、体感気温約-15℃!寒すぎるのでツェルト張って一休み。
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布一枚で中はポカポカ。一時間ほどのんびりしてると
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少しガスがとれて展望が開けました。
深雪のラッセル覚悟でしたが、クラストした雪は硬く締まって歩きやすかったです。
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強風で表面が締まってスラブ化した雪の塊があちこちに散乱していました。
風の強さがいかに凄まじかったかを物語っています。
遠望はできませんでしたが、ピリッとした厳冬期知床主稜線を味わってきました。
下山後は冷え切った体を越川温泉で温め、夜はたっぷりと反省会。
雪美さん、反省込計15時間行動お疲れ様でした!

羅臼にも春の気配が近づいています。
今日はプラス10℃近い小春日和の中、スノーシューガイドでルサのっこしへ。
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ルサ河口からのっこしまでヒグマの足跡だらけ。
幅13~14cmの大物でした。
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この時期はスノーブリッジがなくなり、渡渉が必要です。足回りは長靴で。
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稜線近くからルサフィールドハウスが見えます。
今日は高曇りでしたが、風もなく穏やかな1日でした。
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のっこしにて。
「国後泊山のポーズ」
軟らかい雪に体力を奪われ、往復6時間近くかかりましたが、
沢にはミソサザイ、森にはクマゲラ、空にはオオワシ、オジロワシの幼鳥が飛び交い、
野生の息吹を満喫した1日でした。

21:00現在、凄まじい風で番屋が軋んでいます。
こちらでは「彼岸荒れ」といって、いつもこの時期に発達した低気圧で大荒れになると言われています。
今年はまさにドンピシャ。今回は雪がつかず風だけなのでいまのところ道路は開いていますが。。。
昼間は低気圧の中心にあったため、晴れて穏やかでした。
昨日と同じお客様と熊越えの滝へスノーシュートレッキング
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雪のある時期は滝つぼまで降りることができます。
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滝のすぐ横で雪崩が起きていました。
夏道、特に沢沿いのトラバース箇所は今後雪崩の危険性もありますので十分注意が必要です。
雪が緩んでズブズブのトレッキングは一歩ごとにぬかって体に堪えましたが、
意外な好天に恵まれ、初春の山歩きを堪能していただけたようです。

今日は「ルサのっこしガイド」。
お客様は日経マガジンのルサ川特集を見て、
「どうしてもルサを歩きたい!」と東京から強行軍で駆けつけて下さいました。
この記事は三年前に僕が取材を受けたものです。これも何かの縁でしょうか。
お客様の意気込みに応えるかのような最高の天気、しかも無風。
ルサのっこしは昔、アイヌ民族の交通路だっとのこと。
幕末の探検家松浦武四郎が残した地図には、シャリル(夏の道)とマタル(冬の道)が記載されています。
シャリルはルサ川本流からルサのっこしを経てルシャ川に降りる。これは藪の濃い夏、沢を登る当然のルートでしょう。
ところがこの地図によりますと、マタルはキタルサ川を遡行し稜線を越えてまた沢を降りるルートとなっています。
アイヌ民族は冬に沢を歩いたのでしょうか?普通ならば冷たい沢を歩くより雪で歩きやすくなった尾根にルートを取るはず。この点が僕としてはちょっと疑問です。
個人的な考えですが、本当のマタルはルサ二股(キタルサの分岐点)から尾根にのり、のっこしやすい稜線の鞍部からルシャ川におりたのではないかと思います。
すなわち、我々がいつも歩いているルートです。これが一番歩きやすいと思うのですが。。。
ま、本当のところはわからないので、
「我々のルートが本当のマタルだ!」と勝手に思い込み、アイヌ民族はなぜこの道を歩いたのだろう?などど考えながら歩くこともけっこう楽しいものです。
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のっこしより羅臼側
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斜里側の海もバッチリ。普段風の強い稜線も、昼食が摂れるほど穏やかでした。
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下りはもちろんソリ滑り!
これから春にかけては堅雪でよく滑ります。
おまけ
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立ち枯れした樹の中空に育つササ
道中の樹林帯で見つけました。
*日に日に雪解けは進んでいますが、ルサ川のスノーブリッジはまだ残っています。
今月一杯はルサのスノーシュートレッキング楽しめそうです!