台風18号は根室沖を通過中ですが、風雨もたいしたことなく、羅臼は思ったほど荒れていない。
前浜の様子(14:00)
でも海は荒れている。
たまにホタテ打ちあがってこないかな~とぶらぶらしてますが、殻ばかりで中身なし。
ゴメに食べられたホタテ。
ゴメたち(オオセグロカモメやウミネコ)は海岸に整列して、ホタテを狙っている。
悔しいからけ散らしてやった。
番屋の暮らし
久々に森歩きに。
そして出会ってしいました、山親父に。
僕に気づいてすぐに立ち去ったが、200kgはゆうに越える巨体。
たぶんオスでしょう。久々に見た大物です。
最近はウチの周りにも親子連れがよく現れます。
これだけヒグマが身近に感じられる環境がたまりません(良い意味で)
今日の収穫
アイヌネギ、コゴミは一般的だが、
ミミコウモリ、エゾニワトコはチャレンジ。
ミミコウモリは、この辺りではどこでも生えている。ヨブスマソウに似ているから食えるだろう、と。
エゾニワトコはタラノメに少し似てるから食えるだろう、と。
調べてみると、エゾニワトコは山菜図鑑にも載っていた。
しかし「食べ過ぎると腹痛や下痢を起こすので注意。2~3芽にとどめること」との注意書き。
さて、お味はいかに。
今朝早く、近所の漁師さんから電話。
「さかな取りにこーい!」
すぐに駆けつけると、
小定置網に掛かった魚を選別中で、「何でも好きなだけ持っていけ!」
小定置網とは、雑魚(ホッケやカレイなど、夏はカラフトマス)を獲るための小型の定置網で、昆布漁師が兼業している場合が多く、生きたまま捕獲されるので鮮度が抜群に良い。
ホッケ
カレイ類
コマイ
その他、ガヤ、スケソウ、ゴッコなどたくさんありました。
遠慮がちにホッケ数匹を持参したバケツに入れると、
「そんなもんでいいのか?もっと持っていけ!」
じゃあ、とまだ生きているクロガシラなどを遠慮なくいただく。
早速帰って捌く。
さっきまで生きていたホッケの3枚卸。身がまるまると太っていて鮮度も抜群。
この先、美味しい食べ方などは、知床食ブログでぼちぼちUPしていきます。
羅臼の春漁は最盛期を向かえていますよ~