今日は夕凪に浮かぶ流氷がキレイでした。
前浜から見る流氷はこれで見納めかもしれません。
残氷と国後爺々岳。ルサ前浜より
沖にはまだ流氷帯があり、今日船に乗った人の情報ではアザラシの赤ちゃんが見られたそうです。
そして、本日ルサフィールドハウスに看板が設置されました。
今までも手作りの看板があったのですが、これでわかりやすくなりましたね。
奥はルサの稜線
今まで場所がわからずに素通りしていた方々、是非ルサフィールドハウスにお立ち寄り下さい。
特に知床岳や知床岬を目指す方!
流氷
今朝起きたら、羅臼前浜に流氷が戻ってきました。
ローソク岩付近にて
海岸町~礼文町にかけて接岸しました。気温も低く2月に戻った感じです。
ただ、2月と違うのはワシが流氷上にほとんどいないことでしょうか。
まだちらほら見かけることはありますが。
地震以来、山に登る気分にもなれなくて気持ちが沈んでいましたが、流氷見てちょっと元気出ました。
このたびの大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
テレビがないのでもっぱらネットで情報仕入れています。
自分たちにできることはなにか?
義援金や寄付はもちろんですが、まずは平常に生活すること。買占めしないこと。
節電は北海道では意味がないそうですね。
もともと最低限しか使っていなかったのであまり節電もできないし。
羅臼ではガソリンや灯油も一部のスタンドを除いてはまだ規制かかっていません。
ただできるだけ遠出は控えるつもりです。
幸い薪ストーブ使っているので灯油は節約できます。
昨日、中標津へ買い物へ行ってきました。
ほとんどの物資は通常どおり買えました。
米も山積みにありました。
僕はちょうど米がなかったので一袋だけ買いました。
レジにならんでいるお客はみんな米や水などを大量に買っていました。
そして今日、人づてに聞いたら中標津は米がなくなったそうです。
パニックは伝染します。買占めしている人を見たら、「私も買おう!」と次々に。。。
ほとんど被害のない羅臼や中標津ですら、買占めが始まっています。
地震や津波以上に、じわじわとパニックが広がっていくことが恐ろしいですね。
自分がシンプルに生活するには何が必要なのか?
あらためて考えるきっかけになりました。
3月入っても流氷びっちりの羅臼です。
一ヶ月以上当たり前のように流氷があるのは近年ない事態ですね。
今日は相泊までほぼ接岸していましたが、明日から荒れるのでどうなることやら。
流氷上のオオワシ
相泊でステファンに逢いました。
観音岩でキャンプしながら撮影していたそうです。
彼の写真は素晴らしいです。
次回は、冬の知床連山を一緒に目指そう!
今日、羅臼の海岸はほぼ全域流氷に埋め尽くされました。
国後展望台より。
僕が羅臼に来て8年の中では、これほどの流氷は初めてです!
昨日のうねりで打ち上げられた流氷。
沖には、肉眼でもオオワシやオジロワシが置物のようにとまっているのが見えた。
夕陽に染まる知床岳と天狗岩
内地の博物館に勤めている友人から「展示するための流氷を送って!」と頼まれていたので、
ハッポーに入れて郵送しました。
(例年は接岸が不確定なので、頼まれてもお引き受けできかねます。念のため)
ウチの相方は最高の天気の中、ルサのっこしへ行ってきたようです。
ウトロ側の流氷