遠征

以前から行きたかった冬の能取岬。
ちょうどアイスクライミングのお誘いを受けたので、根北峠通行止をものともせず弟子屈野上峠経由ではるばる遠征してきました。
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海は流氷で埋め尽くされていました

気温は高く氷瀑は解けはじめていましたが、何とか登れる滝もあります
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通称「くじらの滝」約30m
2年ぶりのアイスクライミングは厳しかった!

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物音一つしない静寂の海岸線

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今年は暖かくて未発達でしたが、たくさんの氷瀑がありました。

スノーシュートレッキングだけでも十分楽しめる素晴らしい場所でした。
お誘いいただいた知床アルパのKさん、ありがとうございました。

雌阿寒岳へ阿寒湖ルートから。
一般的な雌阿寒温泉ルートより距離が長く登山者も少ないが、眺望抜群の尾根歩きが楽しめる。
上部は雪山を期待していたのですが、ほとんどなく晩秋の様相。
最近まったく雪が降っていない。今年は山の雪がかなり遅い。
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朝一はハイマツの霜が美しい。

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霜で重くなったハイマツがかぶり、非常に歩きにくい。

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雲海に浮かぶ雄阿寒岳。雲海の下は阿寒湖。

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縞々模様の雌阿寒岳。活火山で常時噴煙を上げている。

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今日のルート。快晴無風、寒さもほとんど感じず。

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山頂より、凍結した青沼と阿寒富士。

時間に余裕があったので阿寒富士まで足を延ばす。
山頂直下はカリカリに凍っていて、ここでやっとアイゼンが役に立った。
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阿寒富士より雌阿寒岳を望む。

歩き6時間、運転7時間は良いトレーニングになりました。

毎年恒例のご家族とともに、紅葉真っ盛りの十勝連峰・富良野岳へ。
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稜線の風が強く寒かったけど、天気にも恵まれ、最高の紅葉登山を楽しめました。
今回は白金温泉に宿泊して、周辺の観光と温泉巡りも。
久々に富良野・美瑛付近を回りましたが、どこに行っても大勢の人で賑わっていましたね。
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青い池
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白ひげの滝とブルーリバー
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美瑛の丘
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浮島湿原
おまけ
昔、旅で知り合った旧友が富良野で営んでいる宿です。
今回は15年ぶりの再会でした。
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そらいろのたね
アットホームでリピーターさんも大変多い人気の宿です。

雪を求めて、十勝連峰へスキー遠征です。
4年ぶりの三段山。
着いた日は雪が少なかったが、夜にドカ雪が降り30cm以上積もる。
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久々の冬山に深雪ラッセルはキツい。
二段目に上がると吹雪模様。
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迷わないようルート旗を立てながら登るが、1500m付近で下山開始
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あまりの深さにスピードは出ないが、知床ではけっして味わえない新雪に感動。
今回は悪天候でピークは行けませんでしたが、白銀荘をベースに2日間で4本滑ってパウダー堪能しました。
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今回は大雪山倶楽部の愛澤さん、東倉さんにすっかりお世話になりました。
技術、知識とも一級品のベテランガイドです。大雪山系のガイド依頼はおまかせください。
おまけ
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反省会にて。
「ジョニ金」や「山崎の原酒」で反省しすぎました

今回の旅で五島に渡る目的は、18年ぶりの旧友に逢うため。
彼は海水から天然の塩を製造して生計を立て、自給自足を高いレベルで実践している。
くらしの学校「えん」
それは五島列島の中通島(新上五島町)の中心から車で20分ほど離れた小さな集落にある
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ここは彼が来るまで廃村だった。
彼が単身移住して森を切り開き、塩の製造で成功したことがきっかけで集落は復活したそうだ。
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環境教育として、子供たちとともに自給自足生活を営むキャンプを実施している。
今回は海水から塩を作る工程を見学させていただいた。
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24時間、ほぼ一年中休みなしで火をたき続けるとのこと。
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海水から作った天然塩。甘みがあって市販のものとは味が全然違う。
奥さんの千鶴さん(千鶴さんのブログ)
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地鶏と烏骨鶏の産みたて卵は激ウマ。
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息子の大志君は秘密基地に案内してくれた。
滞在中の天候は最悪で、強風、大雨、さらには雹や霰までも。
「北海道から寒波を連れてきたな~」
といわれ、まったくそのとおりでございます、というしかない。
最終日は嵐の中、外で石釜ピザパーティー
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これがまた美味かった。
18年ぶりの酒を酌み交わしながら、彼が今までの道のりを語ってくれた。
「田舎暮らし」とか「エコライフ」とか、そんな生易しいものではない、本物の生き方に圧倒された。
これまで、何度もテレビやマスコミの取材を受けてきたとのこと。
しかも、今回は県立長崎大学の授業で講演を頼まれているらしい。
というわけで、僕も一緒に島を出て大学の講演を聞きに行くことに。(大学の許可は得ています)
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学生に混じって彼の生き様や自然に対する考えを受講してきた。
その後は大学教授を交えて3人で飲んだ。
僕の北海道での暮らしにも興味を持ってくれたらしい。
久しぶりの一人旅、後半は旧友と呑んでばかりだった。
皆いろいろな生き方をしていて、たくさんの刺激を受けて帰ってきました。
ともあれ、僕はここで生きていきます。