知床夏山

昨日6.25より硫黄山登山口が条件つきで使用できるようになりました。
詳しくはコチラ
というわけで、早速今日下見を兼ねて登ってきました。
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この登山口は6年ぶり
登山道の刈り払いは事前に関係機関が行ってくれたので、非常に歩きやすかったです。
ありがとうございました。
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硫黄沢の雪渓は長く、H1000~1300にかけて通過に45~60分ほどかかります。
アイゼンがあったほうが早く登れるでしょう。
急傾斜の岩場をよじ登ってピークへ
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山頂は縦走で来ているので2年ぶりですが、硫黄山往復は6年ぶりです。
相変わらずここの眺めは素晴らしい。個人的には羅臼岳より好きですね。
エゾノツガザクラ、メアカンキンバイ、キバナシャクナゲ、エゾコザクラ、コメバツガザクラ、イワウメなど山頂お花畑は見頃でした。
そして、今日のお目当ては
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シレトコスミレ
まだ咲き始めですが、硫黄沢上部の砂礫帯に数株ほど。
第一火口に下りてみました。
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指定キャンプ地はほとんど雪渓に覆われ、フードロッカーも雪の下。
ヒグマの痕跡もあちこちにありました。今日は登山者が後を付けられる事例もあったそうです。
ヒグマ対策を怠ることなく、連山縦走や硫黄山を楽しみましょう。
知床倶楽部ガイド 知床連山縦走 硫黄山登山

知西別岳に登ってきました。
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羅臼岳と羅臼湖。国後島もバッチリ。
天気も良くて眺めサイコー。
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山頂直下はハイマツの海
それでも今年は雪が多くて大沢上部まで雪渓歩きができました。
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山頂から遠音別岳を望む
急に暑くなったのでけっこうバテました。服がハイマツ臭い。。。。
行動記録
9:00羅臼湖入口~9:40羅臼湖~大沢~12:30山頂~15:00下山

6/19現在の岩尾別~羅臼平の登山道状況です。
弥三吉水までは夏道出ています。
極楽平~仙人坂は雪渓で登山道が不明瞭です。
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このような雪渓のトラバースがあり、アイゼンピッケルなしでは滑落の危険があります。
出会った何人かの登山者は、アイゼンなしのため、途中で引き返していきました。
間違ったトレースもありますので、足跡だけを追うのは危険です。
銀冷水は埋まって水は取れません。大沢も大雪渓となっています。
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大沢の雪渓。上部は斜度が急なので滑落に注意。
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天気も良く知床五湖は木道まではっきり見えました。
雪渓は羅臼平手前まで残っています。
羅臼平に咲く花
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メアカンキンバイ
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コメバツガザクラ
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キバナシャクナゲ(満開)
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チングルマとエゾコザクラ
羅臼岳も花のシーズンを向かえています。
*日一日と雪解けで登山道の状況は変化します。
事前に木下小屋や自然センターなどで情報収集してから入山して下さい。

6/9~11まで知床岳に行ってきました。
今回はウナキベツ河口までシーカヤックでアプローチしました。
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観音岩付近
ウナキベツ上流の通称「青沼」にBC設営。
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環境省の「知床半島先端部地区利用の心得」では、知床沼の野営が禁止されています。
今回の目的の一つは、青沼から一日で知床岳山頂往復が可能か試みることです。
翌日4:00に出発して崩壊地を登り、知床沼へ。
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知床沼。1132峰が湖面に映る
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周辺ではミネズオウやエゾコザクラが咲いていた
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エゾサンショウウオ。鳥に突かれたのでしょうか。瀕死の状態でした。
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1132峰からポロモイ台地を望む。
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知床岳への稜線
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キバナシャクナゲ
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知床岳山頂から連山を望む
結局約12時間かかりました。登り返しもあり、復路も同じくらい時間がかかります。
日の長いうちは何とか可能ですが、日没が早くなる時期は厳しいでしょう。
タイムスケジュール
6/9 相泊8:30~(シーカヤック)~10:00ウナキベツ河口11:00~12:30青沼 BC設営
6/10 青沼BC4:00~6:30知床沼7:00~10:00知床岳10:30~13:00知床沼13:30~15:30青沼BC
6/11 青沼7:00~8:00ウナキベツ河口9:00~(シーカヤック)~11:00相泊
知床岳ルート情報
*この山に登山道はありません。
不明瞭な刈分け道がありますが、たいへん道に迷いやすいルートです。
特に知床沼から知床岳にかけては、
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このようなハイマツや笹藪が続きます。
また、残雪期は雪渓で刈分け道が遮断されます。
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途中、何箇所か固定ロープがつけてありますが、hitokoma2009-612-13.jpg
老朽化しており、体重を預けるのは危険が伴います。
通常の夏山感覚では登れない山です。
事前に羅臼ビジターセンターやルサフィールドハウスで情報を仕入れ、ルールやマナーのレクチャーを受けてから入山しましょう。

北浜岳に登ってきました。
我が番屋の裏山で、積雪期は大変眺めがよく、スノーシュートレッキングのガイドコースにしています。
実は無雪期に登るのは初めてです。ルートのほとんどが深いササ藪に覆われているので今まで敬遠していました。今時期なら涼しくてダニもいないだろう、ということで藪こぎ登山開始。
番屋裏の沢を遡行します。
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沢の源頭からは、背丈以上のササ藪こぎ。
シカ道は期待していたほどなく、山頂下まで延々ササの中。。。夏は暑くて地獄だろうな。
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山頂が見えてきました。
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ルサのっこしの向こうはオホーツク海
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羅臼側
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硫黄山東岳
山頂付近はハイマツ漕ぎもありましたが、約2時間で到達。山頂には先日降った雪がまだ残っていました。
久しぶりの山でけっこう疲れた。。。やはりこの山は冬が良いです。