6/9~11まで知床岳に行ってきました。
今回はウナキベツ河口までシーカヤックでアプローチしました。
観音岩付近
ウナキベツ上流の通称「青沼」にBC設営。
環境省の「知床半島先端部地区利用の心得」では、知床沼の野営が禁止されています。
今回の目的の一つは、青沼から一日で知床岳山頂往復が可能か試みることです。
翌日4:00に出発して崩壊地を登り、知床沼へ。
知床沼。1132峰が湖面に映る
周辺ではミネズオウやエゾコザクラが咲いていた
エゾサンショウウオ。鳥に突かれたのでしょうか。瀕死の状態でした。
1132峰からポロモイ台地を望む。
知床岳への稜線
キバナシャクナゲ
知床岳山頂から連山を望む
結局約12時間かかりました。登り返しもあり、復路も同じくらい時間がかかります。
日の長いうちは何とか可能ですが、日没が早くなる時期は厳しいでしょう。
タイムスケジュール
6/9 相泊8:30~(シーカヤック)~10:00ウナキベツ河口11:00~12:30青沼 BC設営
6/10 青沼BC4:00~6:30知床沼7:00~10:00知床岳10:30~13:00知床沼13:30~15:30青沼BC
6/11 青沼7:00~8:00ウナキベツ河口9:00~(シーカヤック)~11:00相泊
知床岳ルート情報
*この山に登山道はありません。
不明瞭な刈分け道がありますが、たいへん道に迷いやすいルートです。
特に知床沼から知床岳にかけては、
このようなハイマツや笹藪が続きます。
また、残雪期は雪渓で刈分け道が遮断されます。
途中、何箇所か固定ロープがつけてありますが、
老朽化しており、体重を預けるのは危険が伴います。
通常の夏山感覚では登れない山です。
事前に羅臼ビジターセンターやルサフィールドハウスで情報を仕入れ、ルールやマナーのレクチャーを受けてから入山しましょう。
2 comments on “知床岳 シーカヤック登山”
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無事にご帰還お疲れさまでした。お天気も良かったみたいですね。知床岳にも憧れますが難しそう。。
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知床岳は遠い山ですね。
ここはダメになってもいい服装で行くところです(笑)