夏山ガイド

本日8/15、下界はぱっとしない天気でしたが、羅臼岳山頂は眺めバッチリ。
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羅臼側は雲に覆われ雲海となっていました。
この後、山全体がガスに包まれ真っ白、間一髪セーフ。
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満開のイワギキョウ。大沢にて
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エゾオヤマリンドウも咲き始めました
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大沢まで登ってきてタカネトウウチソウの葉っぱをむさぼるエゾシカ
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シマリスやエゾリスにも出会えました。

羅臼岳横断(岩尾別~山頂~羅臼間欠泉)してきました。
今日は北西の風が強く、羅臼は晴れ。ウトロは曇り時々雨。
行きがけの天狗岩の朝焼けがとてもキレイでした。
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6:00岩尾別スタート。登りは途中雨に降られるも、エゾリス、シマリスと出会えました。
そして山頂手前で一瞬の晴れ間が。
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登山経験豊富なご一家、楽々登頂。
ハードな羅臼側下山開始。
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例年であれば、雪渓が残る岩清水下ガレ場。
雪はまったくないが、ないなりにガレていて危険なので慎重に下降。
タフなご一家、その後も淡々と下り、5:00間欠泉に無事下山。
すると同時に、
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噴出!
突然の出来事にビックリの娘さん曰く
「私たちの安着祝で打ち上げ花火でもしているのかと思った」(実話)
僕「実は噴出時間に合わせて下山したんですよ~」(ウソ)

知床連山縦走路一泊二日コース。
8/2~の予定を悪天のため、8/4~にスライド。おかげで二日とも天気に恵まれました。
今回は羅臼温泉から入山、三峰キャンプ地にBC設営、オッカバケ岳往復、岩尾別に下山しました。
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チシマノキンバイソウ群落。
縦走路には遅咲きのチングルマ、エゾコザクラ、アオノツガザクラ~イワギキョウ、タカネトウウチソウなど、6月~8月の花がほぼ見られます。
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三峰キャンプ地とサシルイ岳
キャンプ地の水は涸れていました。
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キャンプ地からの夕陽。
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ミクリ沼。水面にはミクリがたくさん浮いている。
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サシルイ岳から羅臼、三峰を望む。
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サシルイ岳から硫黄山方面。
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オッカバケ岳より二つ池を望む。天の池は涸れていました。
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三峰越しの羅臼岳。
今回のお客様は初めてのテント泊。
稜線からの夕陽、満天の星空、縦走路の花々。。。
山の上には、重荷を背負い苦労して登った、たくさんのご褒美が待っていました。

羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳3連荘でした。
7/20 羅臼岳
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スタートは雨でしたが、頂上で見事に晴れました。
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エゾツツジ、チシマクモマグサが満開でした。
山頂直下雪田群落は遅咲きのチングルマ、エゾノツガザクラが見頃を迎えています。
その他、コケモモ、イワギキョウ、リンネソウ、チシマノキンバイソウなど。
タカネトウウチソウが早くも咲き始めています。
7/21 斜里岳
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雨模様でしたが、次々に現れる滝を見ながらの沢登りにご満悦。
新道の下りは最近の悪天でぬかるみがひどく、ドロドロになりながらの下山でした。。。。
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山頂付近はヨツバシオガマをはじめ、チシマギキョウ、ミヤマオダマキ、たくさんの高山植物。
まだまだ花が良い時期です。
7/22 雌阿寒岳
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今日もぱっとしない天気でしたが、疲れ知らずの御一行は元気に登頂。
下りにようやくオンネトーが姿を見せてくれました。
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羅臼岳山頂にて

道東にある日本百名山を三連チャン!
7/6 羅臼岳 この日は山開き。これ以上ない晴天で多くの登山者で賑わっていました。
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とにかく暑い1日でした。
7/7 斜里岳 ものすごい強風でしたが、なんとか登頂
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つかまっていないと飛ばされます。。。
7/8 雌阿寒岳 眺望は望めませんでしたが、気持ちよい風の中、全員登頂
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どの山もたくさんの高山植物が咲き乱れていました。
お花を見るなら今が最高ですよ。