サクラ咲く春の海岸線を、化石浜まで日帰りトレッキング。
長いゴロタ浜の歩きや
ちょっとしたロッククライミングや
入り江のへつりや
水没直前の岩跳びなど変化に富んだルートを越えて
青い碧い化石浜へ到着
今日のお客様は知床岬への徒歩での到達を目標としており、ルートの下見やロープワークの練習を兼ねて日帰りトレッキングでした。
いつの時代も、知床岬へのトレッキングにロマンを求める方は少数ですが、必ずいます。
日本に残された貴重な「人力でしか行けない岬」は末永くあってほしいものです。
自然ガイド
今日のスノーシュートレッキングは海岸線から森に入り、たくさんの動物の足跡を見ることができました。
ヒグマはすでに目覚めてました。数日前に他の場所でも確認しています。
2月末の暖気で早起きしてしまった個体がいるようです。2度寝してくれれば良いのですが。
今日はそのほかに、キタキツネ、エゾシカ、エゾクロテン、エゾリスなどの足跡を確認できました。
モモンガの痕跡や、キツツキも。
暖かくなって、野生動物たちも活発になってきたようです。
眺めの良い場所で、昼食タイム
沖に見えた流氷は見る見る近づいてきました。
残氷の造形美。
岩礁にはふのりや銀杏草もおがって(茂るの意)きました。
少しずつ、確実に春は近づいています。
海では
トド、アザラシ
里では
エゾシカ、キタキツネ、オオワシ、オジロワシ
山では
スノーシューで新雪を踏みしめ
はるばるタイからのお客様に、初めての雪山トレッキングを体験していただきました。
知床らうす冬の1日ガイドプログラム
12/22はリピーター様をお迎えしての1日ガイド。
今時期の羅臼を満喫していただきました。
まずはトド観察
10~15頭の群れを確認。
トドはこれから2月上旬までが見頃です。
同じ場所で振り返ると
オオワシ
まだ数は少ないですが、オジロワシ共々冬の羅臼では当たり前に見られます。
二月には数百羽のワシたちが羅臼に訪れます。
その後は河川でサケの遡上見学
シロザケの遡上は秋で終わりではなく、年明けまで見ることができます。
ホッチャレ(産卵して力尽きたもの)
この川では数尾ですが、まだ遡上しているシロザケが観察できました。
そして相泊からは海岸スノーシューハイキング
風が強く波は荒かったが、天気に恵まれました。
雪も締まって歩きやすかったです。
眺めの良い場所でデイキャンプ
暖かい食事で一息ついてから戻りました。
荒波の音が凄まじいこの場所も流氷が接岸すると
物音一つしない静寂の海に変わります(写真は昨年2月)
今時期の羅臼は観光シーズンではありませんが、天気良ければ楽しいですよ。
年末年始も休まずご依頼受け付けております!
知床羅臼冬の1日プログラム
知床のスノーシュートレッキング