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羅臼岳横断(岩尾別~山頂~羅臼間欠泉)してきました。
今日は北西の風が強く、羅臼は晴れ。ウトロは曇り時々雨。
行きがけの天狗岩の朝焼けがとてもキレイでした。
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6:00岩尾別スタート。登りは途中雨に降られるも、エゾリス、シマリスと出会えました。
そして山頂手前で一瞬の晴れ間が。
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登山経験豊富なご一家、楽々登頂。
ハードな羅臼側下山開始。
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例年であれば、雪渓が残る岩清水下ガレ場。
雪はまったくないが、ないなりにガレていて危険なので慎重に下降。
タフなご一家、その後も淡々と下り、5:00間欠泉に無事下山。
すると同時に、
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噴出!
突然の出来事にビックリの娘さん曰く
「私たちの安着祝で打ち上げ花火でもしているのかと思った」(実話)
僕「実は噴出時間に合わせて下山したんですよ~」(ウソ)

知床連山縦走路一泊二日コース。
8/2~の予定を悪天のため、8/4~にスライド。おかげで二日とも天気に恵まれました。
今回は羅臼温泉から入山、三峰キャンプ地にBC設営、オッカバケ岳往復、岩尾別に下山しました。
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チシマノキンバイソウ群落。
縦走路には遅咲きのチングルマ、エゾコザクラ、アオノツガザクラ~イワギキョウ、タカネトウウチソウなど、6月~8月の花がほぼ見られます。
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三峰キャンプ地とサシルイ岳
キャンプ地の水は涸れていました。
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キャンプ地からの夕陽。
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ミクリ沼。水面にはミクリがたくさん浮いている。
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サシルイ岳から羅臼、三峰を望む。
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サシルイ岳から硫黄山方面。
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オッカバケ岳より二つ池を望む。天の池は涸れていました。
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三峰越しの羅臼岳。
今回のお客様は初めてのテント泊。
稜線からの夕陽、満天の星空、縦走路の花々。。。
山の上には、重荷を背負い苦労して登った、たくさんのご褒美が待っていました。

今日から一泊で山に入る予定でしたが、二日とも天気悪すぎ。
4日にスライドとなりました。
ということで、暇になってしまった我々は標津観光に出かけました。
まず、以前から一度行きたいと思っていたポー川史跡自然公園。
ここは天然記念物の標津湿原とカリカリウス遺跡が併設されており、自然と歴史が一度に楽しめるとても良い場所です。
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なんと受付の方が無料でガイドしてくれました。
夏休み期間中は特別に、希望すればガイドしてくださるとのこと。
標津湿原の植生は羅臼湖に似ているのですが、違う種類の花もたくさん見ることができ、いろいろ勉強させていただきました。
羅臼湖にない花では、ノハナショウブ、ホザキシモツケ、エゾフウロなどが咲いていました。
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奥の森に入ると、カリカリウス遺跡があります。
たくさんの竪穴式住居跡や、オホーツク文化時代の再現住居がありました。
この再現住居の中にはヒカリゴケもあります。ちゃんと光っていましたよ。
約2時間、丁寧に説明してくださったガイドさん、本当にありがとうございました。
2時間では全然足りず、悔いを残してしまいました。ちゃんと見ようと思ったら1日かかります。
お次は秘湯、川北温泉へ
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久しぶりに入りましたが、やっぱり良い泉質です。
帰りに、サーモンパークでちょうど開催されていたお祭り「水・キラリ」に立ち寄り、最後は標津名物ホタテラーメンを食べて終了。
お隣の町、標津を満喫してきました。
この街は観光や産業に対する姿勢など、羅臼にとって勉強になることが多いと感じました。