雪がなくなる前にと、相変わらず山ばかり行っています。
今日は遠音別岳。羅臼側からのルートは通常だと一泊二日かかりますが、今年は林道が途中まで除雪されているので日帰りが可能になっています。こんなチャンスを逃す手はありません。
6:00スタート。天気は良いが北風が強い。

樹齢ん百年ミズナラの巨木。
このあたりは遠音別原生自然環境保全地域に指定され、このようなミズナラの巨木などの原生林が広がっています。

勾玉の沼(通称)と遠音別岳。
周囲は沼や湿地が点在し、池塘群になっています。

稜線直下。
H1100でスキーをデポし、アイゼンピッケルで稜線に出ます。

ものすごい北風で耐風姿勢をとりながら細尾根を歩く。
今回は知西別側の稜線からアプローチしました。

山頂手前。
雪がぬかっている上に風にたたかれ、体力の消耗が激しい。

12:30山頂にて。
六時間半かかりました。ヘロヘロです。
この山は厳しいけど、山容や周辺の環境は素晴らしい。個人的には知床連山の中で一番好きな山です。
下りは雪も良く、サクサク滑って16:00下山。10時間の山旅でした。
ちなみに僕の師匠は数日前、同じルートを7時間で走破しています。御年6?歳。信じられん。。。
羅臼町に移住して16年。
知床半島最奥の住人として番屋に暮らし、登山ガイドをしています。