久々に山スキーお散歩会に参加。
目標のラサウヌプリは海別岳と遠音別岳の間にある1019三角点の山。
地形図に名前はなく標高も低いが、知る人ぞ知る知床の名峰です。
5年前にお散歩会で行ったときにえらい目に遭いましたが、懲りずにまた同じことを繰り返してしまいました。
ここ数日で山の雪は一気に解けて沢は大増水
陸嶺川を胴付を履いて渡渉中(注:沢登りではありません)
その後も枝沢の渡渉や笹藪こぎでスキー脱いだり背負ったり。
やっとH700コルに上がるも行く先はハイマツ出まくり。
普通ならやめるところですが、お散歩会はこれでも行くのです。
スキーデポ、アイゼンでハイマツを避けトラバース。
稜線に出てからは延々とハイマツ漕ぎ(注:スキーお散歩会です)
偽ピークに着くたびに、もうここでやめよう、と思いつつなんだかんだで山頂へ
苦労して辿り着いた瞬間の笑顔が素敵でした(注:おじさんばかりでしたが)
後続メンバーの一言「いつ引き返すかと思って見ていたら一向に・・・」
スミマセン、つい惰性で山頂来てしまいました。
左から遠音別岳、知西別岳、奥が羅臼岳
遠音別岳の雪形「見返り狐」。ちょっと太めですが、狐が振り返っているように見えるんです。
ラサウの牙(奥の尖った岩峰)
ここまでして登る価値があるかは人によりますが、
奥深くて厳しい、素晴らしい山です!ラサウヌプリ。
行動記録
6:30陸嶺川林道終点~7:30本流渡渉~10:00H700コル~12:00山頂13:00~16:30下山
追記:ここ一週間で雪解けが急速に進み、知床連山の稜線はハイマツ出てしまいました。
道路開通後の羅臼岳南西ルンゼも雪が切れているので厳しいですね(泣)