初冬の羅臼岳へ。
毎年この時期に冬山トレーニングを兼ねて登っています。
今年はなかなか雪が積もらず待たされましたが、そろそろ頃合かなと行ってみたら上は雪ドッサリでした。
泊場までの登山道はくるぶし程度の積雪

登山川は岩が凍り付いて渡渉に難儀しました。
屏風岩付近から一気に雪が深くなり、ひざ丈のラッセル

降ったばかりの軽い雪ですが、この斜度はキツかったです。
お花畑から上は強風で視界なし。やはりこの時期山頂は厳しいですね。

時間も押しているので今日はここまで。
帰りに「もう一つの岩清水」を見つける。

なかなか立派な氷柱でした。
雪山初めからたっぷりラッセルさせられて、しばらく雪はいいです、と思えるくらい堪能しました。

羅臼町に移住して16年。
知床半島最奥の住人として番屋に暮らし、登山ガイドをしています。
この時期は遠くから眺めるだけで良い!
死にたくないし!
死なない程度に登りませんか?