ここ一週間は、地質調査のサポートで沢を歩いてました。

ペレケ川
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麓は紅葉真っ盛り

ホロベツ川
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青い釜

羅臼の段丘で火山灰調査
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推定12万年前の火山灰層。地形や土壌などから、ポイントを掘り当てる地質学者はさすがです。

知西別川
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見事な柱状節理。
地質学者は「ジオパークレベル!」と驚かれていました。

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この川では多くの地層を見ることができ、かなりの収穫だったようです。

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難所のへつり。この時期の気温と水温では、落ちたら低体温症の危険もあり緊張しました。
ここは夏に行く予定でしたが沢が増水して途中敗退したので、最後にクリアできてホッとしています。

2009年から足掛け6年にわたる地質調査でしたが、今年でひとまず終了。
1~2年後には知床の新しい地質図が完成する予定です。

2016年冬のガイドプログラム、ご予約の受付開始しました。
来冬も1/23~2/29に、羅臼~中標津~ウトロを結ぶ「ひがし北海道エクスプレスバス」が運行されます。
このバス時間に合わせたプログラムを昨年に引き続き実施予定です。
冬の知床羅臼 半日トレッキングガイド

1日かけて雪山を歩きたい方には
知床のスノーシュートレッキング

その他、リピーター様や冬山経験者向けの登山プランもご用意しております。

一緒に厳しく美しい知床の冬山を目指しましょう!
知床倶楽部ガイド

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北浜岳からルサの稜線を望む(2015.2)

翌日は日の出とともに遠音別岳ピークを目指す。

藪を漕いでいると地図にない沼を発見。
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恐らく台風大雨で窪地に水が溜まってできた期間限定の沼だが、それにしては大きい。
通年水があるかもしれません。

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ガレ場に入り展望が開ける

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山頂直下にあるモアイ像と呼ばれている岩

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最後は逆向きのハイマツに苦しめられる。
後ろはBCを張った湖。

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念願の頂上三角点。
今シーズンは知床岳、硫黄山、海別岳に続き、知床にある4つの一等三角点を拝む。

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山頂から羅臼側の眺め。勾玉の沼(通称)が見える。
昨年同時期に沼から見た遠音別岳が美しく、いずれ秋に登ってみたいと思っていた。

天候が下り坂なので、ゆっくりする間もなく下山開始。
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2日目は日の出から日没までギリギリの行動だったが、何とか天気も持ち、最後まで紅葉に包まれた山行でした。
その後寒気が入って山は一気に冬へ。
今シーズン最後の秋を満喫できました!

知床の紅葉は標高500~800m付近でピークを迎えています。
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知床横断道路8合目付近

明日から台風で大荒れの予報。
恐らく散ってしまうであろう紅葉を名残惜しみながら、小さな沼巡り。
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おまけ
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ダケカンバの巨木からハイマツが育っていました。