調査・整備

今回の地質調査はほとんど人が行かない沢を歩き、良い滝とも出逢えました。
10/9 ポンプタ川
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地形図には水線が表記されているが、水がほとんど伏流して涸れ沢になっている。
巨岩帯ではだいぶ扱かれた。
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地形図には滝マークが数箇所あったが、ほとんど涸れ滝であった。
大滝の存在をひそかに期待していったのだが・・・残念。
10/10 イダシュベツ川支流
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紅葉が見事でした
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崖からの湧水が白糸のように流れ落ちる滝
10/11 翔雲川
滝やナメが次々に現れる
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ナメ滝
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ナメ床が続く
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滝の二股
おまけ
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羅臼岳を映し出す秘沼

今回の地質調査は3日間シーカヤックで行いました。
ウトロ側断崖の海岸線やカムイワッカ方面河川の下流域は海からのアプローチが最適です。
海が荒れる難しい時期でしたが、幸い3日とも海況には恵まれました。
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洞窟探検
波はそれほどでもなかったですが、うねりによる陸波が常時あるので上陸と出艇が難しい。
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マムシの浜(通称)
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イダシュベツ下流域

6/24~26の2泊3日で、昨年に続き環境省の知床半島先端部巡視業務に参加してきました。
知床岬海岸トレッキングにおける高巻きやへつりなどの難所の状況確認や、新任レンジャーのサポート業務です。
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雪解けで増水した川の渡渉、崖の高巻きやへつり、連日10時間以上の石浜歩きなど、このルートは何度行っても厳しいです。特に最終日は1日冷たい雨に打たれながら12時間かけてやっと帰ってきました。
歩いて知床岬を目指す方は以下のサイトを参考にして、現地でルサフィールドハウスにてレクチャーを受けてから行きましょう。
シレココ(知床半島先端部利用の心得)

5/24~27まで地質調査サポートで羅臼岳に入っていました。
今回はウトロから入山し、西~南面の溶岩を調べる業務です。
残雪を利用して、夏はハイマツでアプローチが難しい場所を中心に歩いてきました。
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羅臼岳西面
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南西ルンゼのトラバース
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南西ルンゼ1300m地点より
知床峠にはバスツアーの人々が来ていました。
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羅臼川源頭の扇状地形
今までの寒さがウソのような真夏の日差しを浴びて真っ黒になりました。
5/26現在の羅臼岳南西ルンゼ
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入口はほぼ雪が切れました。この日は20分の藪漕ぎでしたが、
急速に雪解けが進んでいますので、知床横断道路が開通する6/1頃はもっと藪がでているでしょう。

羅臼岳羅臼側ルート、今シーズン最後の登山道整備に行ってきました。
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泊場までの登山道は紅葉が見頃になっています。
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ツタウルシの紅葉。
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七合目屏風岩に設置した迷い込み防止のロープを回収して、今シーズンのルート整備作業は終了です。
これから羅臼岳を登って羅臼に下山する場合は沢に下りすぎないように注意してください。
今日は天気が良くも北風が強く、山頂部はうっすら冠雪していました。
今年はあまり登山道整備に参加できませんでしたが、羅臼山岳会、環境省、林野庁のスタッフがこまめに整備したので例年よりだいぶ歩きやすくなっています。
おまけ
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今朝の朝焼け。
集合時間に遅れるので日の出まで待てませんでした・・・