知床冬山

常連様とスノーシューで東岳へ。

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図体の大きい先客です

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久々の羅臼岳にご対面

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Cafe「東岳1350」オープン。
風は強いものの、ポカポカ陽気の稜線でのんびりティータイム。

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たっぷりあった雪も連日の暑さで急速に解けてハイマツが出始めました。
このルートもせいぜいあと一週間といったところでしょうか。

5/1には知床横断道路が開通予定。
毎日知床峠に通う日々が始まります。知床春山シーズン本番ですね。

利尻礼文からの帰り道に斜里岳へ。
利尻と斜里は美しい山容が良く似ています
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斜里岳

今回は根北峠~南斜里岳~斜里岳~パンケニワナイ沢をぐるっと周回しました。

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海別岳。
1週間知床を留守にしていたら連山があっという間に黒くなっていてビックリです。

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尾根のハイマツも例年通り。ここ数日で一気に解けたようです。

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南斜里岳ピークを踏んで岩尾根歩き

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核心部のトラバース

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今日のルート、左上が南斜里岳。
4パーティー15人が山頂付近に。GWとはいえ、さすが斜里岳は人気ありますね。

暖気で雪がグサグサ、腿までぬかりながらようやく山頂へ
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今回は飛び入り参加で、根北峠で偶然出逢った山仲間ともご一緒させていただきました。

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下りはパンケニワナイ沢を一気に滑る。
ストップ雪で足がパンパンでしたが、ザラメ雪を十分楽しめました。

この1週間で利尻と斜里という名峰に登ることができて大満足です。
ちょっと遊びすぎたので、GWはまじめに仕事します。

積雪期の硫黄山は7年ぶり
今回は天気の良い日を狙っての単独・日帰りです。

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知円別分岐からの硫黄山本峰。スキーはここまで。

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積雪期の知円別岳は迫力あります。昨年はここまででした。

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こけし岩。アイゼンが良く効いて、登らずにトラバースで通過。

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中の廊下からの知床連山

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第一前衛峰

さて、ここからが核心部。
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山頂直下の壁。
夏道を偵察したが、雪の付き方が悪く登れない。
結局正面右手のルンゼをダブルアックスで直登しました。

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山頂に出たら、連山は雲の中。
下りも四つ足で慎重に下降。久々にシビアなひととき。

スキーは標高差1500mをノンストップ。
誰も見ていないから滑りは適当。

今日の足跡
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旧知円別小学校5:30~9:30知円別分岐9:50~11:00硫黄山11:15~知円別分岐12:15~13:30旧知円別小学校

4/4は旭川・札幌から岳友をお迎えしての交流山行でした。
3年ぶりの知床開催は東岳へ。
今年は近隣住民や環境省の若手も参加し、総勢14名+1匹の大所帯。

前夜は強風が吹き荒れ、未明から町内全域で停電に。
大丈夫か今日は?と心配した天気も、徐々に回復して無事出発。
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雪は固くシーアイゼンが活躍。

稜線は強風が吹き荒れていたので、できるだけゆっくり登って回復を期待しましたが、標高1000mまでが限界でした。
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滑りたくてうずうずしているので、登頂しなくても笑顔の皆様。

標高差1000mのダウンヒル!
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1本で飽き足らず、登り返す人たち

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固かった雪もちょうどよく緩んで、まるでゲレンデのような斜面

山麓は悪雪で苦労しましたが、思う存分春山を満喫して下山。

老若男女入り乱れてのツアーも無事終了です。
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「私たちこの学校の卒業生です!」みたいな集合写真になってしまいました。

おまけ
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夜は大反省会。

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「万月堂」から見る皆既月食は格別でした!

久々のプライベート山行は、山仲間のTさんとともに羅臼岳へ。
Tさんとは3年前に北斜面を滑りましたが、今回は羅臼側から南東斜面を狙います。

天気も良く汗ばむくらいの陽気でした。
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登山川右岸尾根からの羅臼、三ツ峰、サシルイ

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山頂までスキーを担ぎあげたTさん。
ちなみに僕はスキーに自信がないので、1400mでシーデポしました。

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山頂溶岩ドーム

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南東の大斜面

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至福の時は一瞬で終わる

山頂は立っていられないくらいの強風でしたが、うまい具合に雪が緩んでくれたおかげで、念願の南東斜面にシュプールを残すことができました。

羅臼岳万歳!

おまけ
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山頂付近のエピのしっぽですが、妙に光沢があって不思議な造形でした。