沢登り

今日は久々のプライベート山行。
山仲間と一緒に羅臼湖へ。といってもトレッキングではなく沢登り、知西別川を遡っていきます。
深い釜をへつり中。
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この直後、1人がドボンして泳ぐことに
知西別川最大の魅力は、柱状節理をもったナメ滝が連続すること
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両岸だけでなく、川床まで柱状節理になっている。
後半は巨岩帯が続く
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手足だけでなく、体全体のフリクションで登る。女性メンバーはキツイ箇所。
滝に打たれ修行中。
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ここは深い釜を泳ぐか、滝に打たれるかの選択を迫られる。
結局どちらをとっても全身ずぶ濡れ・・・
最後の大滝を高巻き中
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苦闘10時間、とうとう羅臼湖へ!
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羅臼湖岸にて、羅臼岳をバックに。
西日差す羅臼湖がとても美しく感じた。
4年ぶりの知西別川遡行だったが、天気、メンバーに恵まれ最高の山行でした。
しかし、昨日の羅臼岳からの連チャンはさすがに堪えた・・・

最近は真夏のような暑さが続いている。
あまりの天気の良さに、疲れの残る体でつい出かけてしまった。
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小滝やナメ滝が連続する沢を詰める
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本日最大、7mの滝
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スノーブリッジをくぐりぬける
沢は変化に富んでなかなか楽しめたが、休憩しようと立ち止まると、ヤブ蚊とブヨの大群が襲ってくるのには参った。
しかも巻き道にはどこもかしこもヒグマの大糞だらけ。スズメバチ襲撃のおまけつき!
結局ほとんど休めないまま3時間半遡行し、ハイマツを少し漕いで今日の目的地へ
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やっと着いた、やっと休める!
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思っていたより展望の開けた明るい沼だった。羅臼岳、知西別岳、天頂山が見渡せる。
沼のほとりはミズゴケ湿原が広がり、楽園に来たような感覚に陥った。
ミズバショウ、ツルコケモモ、イソツツジ、ヒメシャクナゲ、ツマトリソウが咲いている。
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ワタスゲとともに風に揺られながら、一時間ほどお昼寝タイム。
帰路を思うと憂鬱になったが、知床でこんな暖かい日は貴重だ。のんびりしよう。

今日も知床秘湖沼めぐり。
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ミズバショウの咲く小沢を詰め、源頭からは猛烈なネマガリダケのヤブ漕ぎ。
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ダケカンバの新緑が映える小さな沼に到着
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木々の隙間から羅臼岳
知床湖沼全制覇まであと7つ!

今シーズン初の沢歩き。
山の中腹にある秘湖沼へ行くも、まだ解けていなかった。
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湖面が出ていれば羅臼岳が写ったかもしれない。
もっとも今日は笠雲に覆われてどのみちダメだったでしょう。
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ちょっと早かったです。残念!
アプローチした小沢は、温泉が湧き出ていたり、ナメ床が続いたり、なかなか楽しめました。
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温泉湧出口。触ったら火傷しそうなくらい熱かった。100℃近くありそうです。
白いのは硫黄成分と思われます。
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上流はナメが続き、快適に遡行
この時期は水は冷たく水量も多いが、残雪でヤブ漕ぎが減るからかえって歩きやすい。
青々とした芽吹きもキレイな季節です。

羅臼には猫山(H553)という山があり、名の通り海側から見ると猫に見えます。
これは通称ではなく、国土地理院の地形図にも名前が載っています。
今日は猫山に登ってきました。登山道などないヤブ山ですが、小沢を詰めて笹藪をこぎます。
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今日最大、2mの大滝
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山頂直下の岩壁。これは巻いていきます
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ラサウヌプリとラサウの牙が見える
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2時間ほどで山頂到達。笹藪と樹木であまり展望は開けてませんが、ポカポカ日和でのんびりする。
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今日は来月で退職する環境省職員K君の送別山行でした。
3年半のレンジャー業務お疲れ様です!
新天地でのご活躍祈ってます。
今夜は反省会を兼ねた送別会です。たくさん反省してきます!
おまけ
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この滝を20mの大滝に見せようと写真撮っているSさん