知床連山の真ん中にあるサシルイ岳は主に連山縦走で通過する山で、単体で登山することは少ない。
積雪期に羅臼側から登ったという話を聞いたことがないので、日帰りで挑戦してみました。
ルートはオッカバケ川右岸尾根(サシルイ川左岸尾根)。かなりのロングコースのため日の出と共に出発。
快晴無風、シャツ一枚で歩く。暑さでバテる。
左から羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳
森林限界で、目指すサシルイ岳が見えてきた。
ここからが長かった・・・
雪は日差しで緩んでいたので、これは山頂までスキーで行けるかも!と期待するもやはり山頂下は硬く1250でシーデポ。
アイゼンピッケルで山頂へ
7時間かかってようやく山頂へ。相変わらずシャツ一枚の暖かさ。
羅臼岳方面。今年は雪が多い!
硫黄山方面
ウトロ沖にはまだ流氷帯が!
下りのザラメは滑りやすかったが、かなり疲れていたので楽しむ余裕はなく慎重に行く。
途中の登り返しで疲労はピークに達し、食欲もなくなりました。日差しにやられたのかも?
16:30に無事下山、ヘトヘトです。
往復23km、累積標高差1600m以上の厳しい登山でした。
技術的に難しい箇所はないけど、最高の天気に恵まれた日でもこのキツさ。やはり一泊で行くルートでしょう。
行動記録
4:30オッカバケ川右岸取付き~10:20H1250シーデポ~11:30山頂12:00~16:30下山
おまけ
麓には縦横無尽に足跡が。冬眠明けは活発ですね~