三連休の昨日、今日はあいにくの雨模様。
お客様と羅臼岳登山を予定していましたが、この天気では展望は望めず。
雨でも風と波さえなければカヤックは漕げます。
どうせ濡れるのなら、と予定変更してシーカヤックになりました。
7/18 羅臼側 相泊~ペキンの鼻
中番屋にて
トウゲブキ満開のペキン海岸段丘
帰りはけっこうな向かい風でしたが、カヤック経験豊富なお客様は風に負けずガンガン漕いでいきます。
予定より早く往復六時間(休憩一時間含)で帰着できました。
7/19 ウトロ側 幌別~象の鼻
男の涙
風、波とも穏やかでのんびり断崖シーカヤック楽しめました。
6/27,28と羅臼岳連荘でした。
2日とも快晴無風、素晴らしい展望でしたが、何せ暑すぎる!
日中は30℃近くまであがり風もないのでバテバテ。
軽い熱中症になってしまいました。すっかり暑さに弱くなっています。
普段風に悩まされている知床の山で、初めて「風よ吹いてくれ!」と思いました。
6/27 羅臼岳横断(羅臼~ウトロ)
融雪期限定、屏風の滝
羅臼から7時間の苦闘の末、山頂へ。
羅臼側登山道情報
屏風岩~岩清水の大雪渓は例年並に残っています。
屏風岩上部、お花畑分岐の標柱は出ていますが、岩清水直登方面、羅臼平へのトラバース方面ともに雪渓で夏道は出ていません。視界の悪いときは道迷いの危険性があります。
雪渓上部は斜度があり、この気温でも雪は硬く、本格アイゼン(前爪付10本以上)が必要です。
泊場のすぐ先、涸れ沢の入口はところどころ雪渓で非常に迷いやすい箇所です。
ピンクテープを目印にしてください。
この時期、羅臼側登山道往復は12時間ほどの所要を見ておいたほうがいいでしょう。
6/28 ウトロ往復
岩清水はイワウメが満開でした。
暑い中、ここの清水は最高の一杯です。
余裕の登頂。さすが、内地から来たお客様は暑さに慣れていらっしゃいます。
この日は合計60人ほどのツアーが登っていました。
いよいよ登山シーズン到来!といったところです。
ウトロ側登山道情報
大沢の雪渓は踏み後ができつつありますが、気温が下がった場合はアイゼンが必要になります。
仙人坂の雪渓トラバースはなくなり、夏道が辿れます。
羅臼岳花情報
エゾノツガザクラ
標高800~1300にかけてはウコンウツギ、ナナカマド、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナなどが見頃。
高山帯では、チングルマ、イワウメ、エゾコザクラ、コメバツガザクラ、エゾノツガザクラ、コケモモ、ハイマツ、ミネズオウ、キバナシャクナゲ、メアカンキンバイなどたくさん咲いています。
これから七月にかけて高山植物ハイシーズンとなります。