羅臼にも流氷がやってきました。
雪山トレッキング半日コース実施してます。

2/16 北浜岳コース

前日に流氷が接岸、天気にも恵まれ最高の条件でした。


眼下に流氷帯


東岳やルサの稜線を眺めながらの軽登山です。

2/18 熊越の滝コース

温泉が湧いています。足湯ならちょうど良い温度。


冬は川を渡渉するルートが近道。


熊越の滝にて。
強風が吹き荒れる一日でしたが、森の中ではゆっくりランチタイム取れました。

以上は雪山やスノーシューが初めての方でも参加できる3時間程度のコース、
午前中の観光船乗船後や、エクスプレスバスにも対応しています。

ご無沙汰しておりました。今後は定期的にUPする予定ですのでよろしくお願いいたします。

今冬の羅臼は雪が少ないですが、流氷も到来していよいよ冬のシーズン本番を迎えております。
相泊方面は以前通行止が続いており、羅臼の行き止まりは我が家から数百m先の熊岩ゲートになります。

2/5 裏山(北浜岳)へ
めったにない快晴。そろそろ流氷が知床岬を回り込んでくるころなので、登って探しましたが残念ながらまだ来ていませんでした。
でも斜里側ルシャ沖の流氷はバッチリ見えました。

山頂直下の雪庇


山頂からの国後。流氷は見えず。


東岳とルシャ沖の流氷


素晴らしい天気で羅臼岳まで見通せました。

玄関からスノーシュー履いて往復3時間ほどで登れる裏山ですが展望抜群です。
ただ、今年は雪が少なくてササがまだ出ておりスキーはまだ厳しいですね。

2/6 東岳へ
山岳会メンバーで山スキー。相泊沖に流氷が視認できました。2/6が今年の羅臼流氷初日ですね。

わかりにくいですが、沖に僅かな流氷帯が見えます。


標高800mでガスにまかれたのでここで終了。樹氷が美しい。


上部はガリガリですが、中腹からパウダーも楽しめました。

更新ご無沙汰しておりました。
今年は冬の訪れが早く、すっかり雪景色の羅臼です。
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最近は毎日薪割り作業をしながら、体が鈍らないように週に一度は山へ行く日々です。

11/7は雌阿寒岳へ。
一昨年11月に登ったときはほとんど雪がなかったのですが、今回はすっかり冬山でした。

雌阿寒温泉から入山、樹林帯はくるぶし程度の積雪でした。
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雪の被ったハイマツを漕ぐ

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オンネトー

途中30㎝以上のラッセルでしたが、先行者のトレースにも助けられ3.5時間で山頂へ
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雪のポンマチネシリ火口と阿寒富士

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阿寒湖方面

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山頂体感気温は-10℃位。
一日中氷点下の真冬日でとても寒かったですが、天気にも恵まれた冬山初めでした。
山頂付近はすでに雪が固いのでアイゼン必要ですね。

おまけ
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オンネトーに映り込む雌阿寒岳と阿寒富士

羅臼岳(羅臼温泉ルート)、最後の登山道整備はすでに冬山でした。

一昨日から降り積もった雪は標高500mから登山道を覆い隠し、多いところでは30㎝のラッセルを強いられました。
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森林限界を超えると完全に冬山

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今日は環境省レンジャーと警察関係者が同行し、地名の確認、遭難しやすい場所を共有するなど情報交換できました。
羅臼に2年半赴任していた環境省レンジャーは今月で移動することになり、送別山行も兼ねてます。
彼とは知床岬巡視や登山道整備で何度も同行しました。雪の羅臼岳が良い餞別になったでしょう。
今日は厳しいラッセルに11時間行動、大変お疲れ様でした!
新天地でのご活躍をお祈りしております。

羅臼温泉ルート登山道情報
登山シーズンもほぼ終わり、今日は「屏風岩迷い込み防止ロープ」と「お花畑分岐標識」を撤去しました。
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この屏風岩迷い込み防止ロープは撤去しましたので、羅臼に下山する際はこの標識から右方向へ下りてください。

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今夏から新調したお花畑分岐標識ですが、雪圧で折れてしまうので着脱式になっています。
この標識は今日撤去しました。(さっそくヒグマに齧られていました笑)

ここから岩清水までの直登ルートはコースロープが数か所切れて不明瞭になっています。
どのみちこれからは雪で登山道を辿ることは難しいので、今後は地図とコンパスでルートを定めてください。

今後は明るい時間帯は11時間を切ります。
日の出から日没まで歩いてもこのコース往復は厳しい季節ですので、登山計画は慎重に立ててください。

ここ一週間は地質調査のサポート業務で沢歩きの日々でした。
例年なら寒さと水の冷たさに震えながらの辛い時期ですが、今年は天気にも恵まれ気温も20℃前後と快適な沢でした。

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樋のようなナメ滝

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懸垂下降。どの沢も水量は多めでした。

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恐竜の卵のようなノジュール。化石が残っていることが多い。

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サケマス遡上が多いので、川全体に魚の腐臭が漂いあちこちにヒグマの食痕。

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地層断面を調べるため、8/24に起きた海岸町の地滑り現場へ登ってきました。
間近で見ると10m以上の破断面は恐ろしいですね。

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最後の現場は英嶺山の四ツ倉沼

これで2009年から足掛け8年、延べ日数95日に及んだ地質調査も終了です。
沢登りや藪漕ぎを中心に、シーカヤックやスキーを使ってのアプローチはなかなかタフな調査でした。
地質屋としても山屋としてもハイレベルな研究者に同行してとても勉強になりました。
地質学に関しては最後まで難しくて理解できませんでしたが(笑)

来年には知床の新しい1/50000の地質図が出来上がる予定です。50年ぶりの更新とのこと。
50年前にこのような険しい調査をして地質図を作った方々には驚嘆の念を禁じえません。

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8年に渡る踏査の軌跡