昨冬、知床岳を登頂した常連様とともに、1泊2日で厳冬期の東岳を目指しました。
前日に降った大雪で、スノーシューでの膝ラッセルはまさに苦行。
雪は重たく、普段の2倍近い時間を費やして標高800mまで。

BCからのご来光。昨夜は厳冬期とは思えないくらいの暖かさでした。

早朝は強風とガスで見えなかった稜線も、少し停滞してすっきり晴れたのでピークアタックへ出発
暖気の影響で雪が緩み、スノーシューで順調に高度を稼ぐ

後光がさしてました
南風が強いものの、凍てつくような寒さはない。結局スノーシューのまま頂上へ

標高1520mは知床岳も眼下に

頂上からの眺めは抜群。高曇りでしたが、硫黄山から羅臼岳まで見えました。
流氷がなかったのが唯一の心残りですね。
ほぼ諦めていたピークを踏むことができて本当に幸運でした。
























羅臼町に移住して16年。
知床半島最奥の住人として番屋に暮らし、登山ガイドをしています。