弟家族が初の来羅です。
厳冬期の知床へ、なんと0歳児を連れてきました。
小船をチャーターしての流氷、ワシ観光。
子供は船上でずっと寝てました。
キタキツネにも
無反応。
エゾシカに寄っても
まったく関心なし。
ちなみに私にはよく懐いてくれました。
少なくとも野生動物より関心を持ってくれてホッとしております。
滞在している間は暖かく天気にも恵まれて何よりでした。
初めての流氷や野生動物に感動しまくりの弟夫婦を尻目に、マイペースな甥っ子の子守は楽しい時間でした。
おまけ
エゾシカだらけの野付半島
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1泊2日で、リピーターさんと共に厳冬期の稜線を目指しました。
2/23 熊の湯~目梨沼付近標高600まで。
目梨沼から上は猛烈な地吹雪、風を避けて針葉樹林帯にBC設営
2/24 早出して、見返り峠で日の出を迎える
国後、流氷、朝陽。
厳冬期の山で泊まった人だけのご褒美です。
厳冬期の羅臼湖
羅臼湖を眼下に高度をあげる
アイゼンピッケル持参も、日差しで雪面が緩みスノーシューで上がれました
厳冬期の稜線
登頂のタイミングで隠れていた羅臼岳が姿を現す
天頂山山頂にて
山も海も真っ白
流氷で覆われた海
最高の天気に恵まれ、昨夏連山縦走を達成したパワフル姉妹のリクエストにお応えして、厳冬期の稜線に立つことができました。
絶景の連続にお2人はもちろんのこと、自分も久々に感動する時間をいただきました。
おまけ
エビのしっぽと知西別岳
今回道東を襲った暴風雪は近年にない凄まじさでした。
2/16 17:00 またそれほど吹雪いていないが、翌日からの大荒れ予報のため早々と道路封鎖される。
2/17 朝から猛吹雪。弟家族が来羅の予定だったが、中標津便が欠航になりキャンセル。
昼には羅臼への国道も封鎖され、町全体が陸の孤島になる。
2/18 未明から停電。凄まじい暴風雪で、羅臼では最大瞬間風速54mを記録したとのこと。
羅臼市街地でもあちこち停電したらしい。
我が番屋は薪ストーブとポータブル灯油ストーブがあるので暖房には困らないが、沢水をポンプでくみ上げているので、停電だとポンプが使えない。しかも沢は大雪で完全に埋まってしまった。3mは掘らないと水が取れない。
そこで雪を解かして水を作る。山でも家でもやることは一緒。
今回は2日間で約60Lの水を作った。
夜はローソクで読書。山小屋ライフ、これもたまになら楽しい。
2/19 相変わらず外は猛吹雪。除雪しても除雪しても吹き溜まる。
毎日5時間くらい除雪して、雪を捨てる場所がなくなった。
夜遅くになって、ロータリー除雪車が番屋の前まで掻きに来てくれた。
あまりの吹き溜まりでロータリー部分が埋まってしまい、なかなか進めない。
今日は除雪に来なかったので問い合わせると、これが原因で故障してしまったらしい。
2/20 やっと吹雪も収まり、11:00には停電が復旧。
スノーモービルに乗って、電力会社が復旧作業に来てくれた。
まだ停電は当分続くと思っていたので、これは嬉しかった。ありがとうございます。
道路の吹き溜まりは2mにもなっていた。
久しぶりに海が見えたが、流氷は沖に去っていた。
依然、北浜方面の道路は通行止が続いています。
明日から除雪車が入る予定ですが、かなりの吹き溜まりのため作業は難航するでしょう。
相泊までの開通は当分先になりそうです。
今日で陸の孤島4日目、閉じ込められていてもやる事は多くて、けっこうヘトヘトです。
今回は役場職員や道路管理者、電力会社から安否確認の電話を多数いただき、感謝いたします。
ご心配をおかけしましたが、無事に過ごしております。
*追記:21日 17:00より岩見橋~北浜区間のみ開通しました。
ゲートは番屋前に設置されました。ルサフィールドハウスへは行くことができます。
北浜~相泊は開通の目処は立っておりません。
羅臼にも流氷がやってきて冬シーズン到来です。
ここ一週間は嬉しいことにお客様は全てリピーターさんでした。
2/9 川北温泉スキーツアー
スキーで2時間かけてたどり着いた露天風呂は極楽タイム。
竪穴式住居を設営して昼食。
粉雪がちらつく最高の雪見温泉でした。
2/11 英嶺山スノーシュー登山
リピーターさんお2人は連山縦走1泊で踏破する体力の持ち主。
前日に降り積もった雪のラッセルをものともせず
山頂直下の急登
山頂からは、沖の流氷と白い知床連山を望む
2/12 半島先端部の雪山トレッキング
青空の中、名もなき山へ
登っているときは大汗が出るほどの日差しでした。
観音岩沖の流氷帯
2/14 流氷と知床連山の見える山へ
前夜の強風も収まり絶好の登山日和
流氷は沖に去って帯状に
山の上でツエルトを張って昼食と昼寝
2時間ほど粘って
雪煙の中から顔を出す羅臼岳
天候にも恵まれ忙しくも充実の一週間でした。
山から見る流氷は格別です!
知床のスノーシュートレッキング
マタルとはアイヌ語で「冬の道」。
その昔、アイヌの人々が半島横断していたとされる「ルサのっこし」へ行ってきました。
偶然にもお客様のご先祖様がアイヌとのことで、先人たちに想いを馳せながらのトレッキングです。
例年に比べて雪が少なく、スノーシューでササを何度も踏み抜きました。
川の渡渉もスノーブリッジが薄く慎重に渡ります。
これがホントの薄氷を踏む思い。
朝から降っていた雪もやみ風もなく良い天気に恵まれました。
国後島にうっすらとへばりついた流氷が見えました。
ルサのっこしにて
風の通り道であるルサの稜線は奇跡的に穏やかでした。
標高300m足らずでも、ここは知床の稜線、両側の海が見渡せます。
オホーツク海、ルシャ沖の流氷
カフェ「ルサのっこし」1時間限定オープン
前日の猛吹雪から一転してこの天気。
今日のトレッキングはご先祖様に導かれたのでしょうか。
知床のスノーシュートレッキング