自然ガイド

更新ご無沙汰してました。さすがにお盆までは仕事と来客で目の回る日々でした。
忙しくても、心は亡くさないようにしたいですね。
羅臼はずっと涼しい日々で、お盆は寒くてストーブ炊きました。

ちょっと前のことですが、この2週間を振り返りつつ。

8/6 羅臼一日コース
熊越の滝→羅臼湖→相泊海岸と一日かけてあちこちトレッキングしていました。

熊越の滝


羅臼湖三の沼


相泊から岬方面へ

8/7 羅臼湖トレッキング
2月と5月にお越しいただいたリピーター様と羅臼湖トレッキング。

前回同様、羅臼湖はガスで展望に恵まれませんでしたが、最後に粘って何とか三の沼だけ晴れてくれました!

8/8 羅臼岳登山

2年前、沼ガールデビューした常連様が山ガールデビュー!羅臼岳は山頂だけ雲の上でした。


子供のことからずっと知床へ通っていたS君も高校生になり逞しくなって戻ってきました。
初めての一人旅で4年ぶりの知床へ。
羅臼岳は7年ぶりの登頂です。

8/9 羅臼湖トレッキング
翌日は昨日のメンバーで羅臼湖へ。

常連様は2年ぶり、S君は8年ぶりでした。


二の沼ではシカ親子にガン見される

8/12 羅臼岳登山
さすがにお盆、今シーズン最高と思われる200人以上が登ってました。

山頂付近が大混雑


この日も山頂が抜けて雲海。苦労して到達した、最高のご褒美でした。

8/13 海岸トレッキング
ホントは羅臼湖の予定でしたが、あいにくの雨とガスで相泊に転進。

昆布漁や羅臼の暮らしにも興味を持っていただき、来年の再挑戦決定です。

リピーターのカメラマンとともにロケーションガイドの一日。
羅臼~野付~中標津~摩周~斜里と500㎞一回りしてきました。


羅臼にはまだ流氷


朝靄の知床岳


霧の摩周湖で1時間粘って晴れる


斜里で夕景

春霞の情景は、すっきり晴れているより趣がありますね。
この日のために事前に何度も検討を重ねたかいがあり、イメージ通りの撮影ができたようです。
フォトグラファー東原昇平氏のサイト
独自の世界観を持った方なので、今回の作品が楽しみです。

おまけ

エゾシカにガン見される

今日はプロカメラマンをゲストにロケーションガイド。
羅臼から道東をぐるっと一回り500㎞走破してきました。

野付半島にて夜が明ける
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夜明けの月

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ナラワラ

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摩周湖

ようやく今シーズン初の流氷
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斜里海岸

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象の鼻

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フレペの滝

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流氷原に沈む夕日

どこに行っても最高のロケーションで、冬の道東を楽しんでいただけたようです。

おまけ
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シカにちょっかいを出すキツネ

シルバーウイークは常連様と2泊3日の旅へ。
混雑を避け、ほとんど人が行かないような場所ばかりを巡ってきました。

初日は天気模様も悪く、大雨の後で沢の増水も懸念されたので観光へ

チミケップ湖
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20年ぶりに訪れましたが、相変わらず静寂でした。

男鹿の滝
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斜里岳の湧水が20mの滝となって落ちています。
長いダート走行のためか、連休なのに誰もいませんでした。

2日目は知床の山奥にある秘湯へ
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延々と続く笹藪漕ぎ

藪を漕ぎ沢を詰め、6時間かけてようやく辿りついた温泉
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源泉43℃位。ちょっと熱めですが、最高のロケーションです。
日没が迫っているため入浴僅か15分で撤収、下山は日没ギリギリでした。

3日目は一般登山道で斜里岳へ。
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さすがに連休で人だらけ、この日だけは人と出逢った山でした。

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山の上は紅葉が良い感じになっています。今年は少しピークが早そうですね。

常連様曰く「しばらく沢と藪はいいや」

「知床岬へ歩いていきたい!」というリピーター姉妹のリクエストで、往復徒歩による2泊3日の海岸トレッキングガイド。

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トッカリ瀬の3段跳び

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近藤が淵の高巻き

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船泊のへつり

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テン場から岬方面を望む

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日の出前

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念仏岩の懸垂下降

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カブト岩の大高巻き

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カブト岩頂上

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知床岬灯台から台地を望む

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憧れの知床岬に立つ!

3日とも快晴、暑すぎてバテるほどでしたが、見るもの全てが美しく感動の連続。
30時間歩きとおした苦労は最高の景色が出迎えてくれました。

*知床岬へ歩く方は必ずルサフィールドハウスで事前に難所などの情報を仕入れ、レクチャーを受けましょう。
知床半島先端部利用の心得⇒シレココ